熊讃ブラボー
2017年ユニバーシアード台北大会のマスコット。柯文哲・台北市長をからかっては台湾中を笑わせ、皆が捕まえに来てくれるのを待っている。
胸元に白いVの字が際立つ台湾の固有種、タイワンツキノワグマが、ユニバーシアードのマスコット「熊讃ブラボー」になった。
昨年からユニバーシアード台北大会の宣伝という重大な任務を引き受け、陽明山で多くの人と一緒に百年に一度という雪景色を楽しんだり、パスポートを作ってニューヨークまで行ってユニバーシアード台北大会を宣伝したりした。さらに日本から来た「くまモン」と交流して外交にも貢献するなど、台湾で最も忙しいツキノワグマと言えそうだ。
大会開催が目前に迫り、熊讃ブラボーは、高雄左営にある国立スポーツ訓練センターでユニバーシアードに参加する選手たちを応援した。選手にタオルを手渡すと、ウエイトリフティングの許淑浄選手は恥ずかしがり、卓球の陳思羽選手は自ら卓球の技を教えてくれた。
黒い毛皮に覆われ、常にスマイルをたたえ、笑っても目が小さくならない。ファンに出会うとハグせずにはいられない熊讃ブラボー。実は2万8000人のファンがいて、台湾中を駆け巡りながら、いつもフェイスブックでファンと交流している。
太っているように見えるが、スポーツも大好きだ。日頃からランニングで体を鍛え、ゴルフ、バスケ、クライミング、野球、柔道、鉄棒、それに自転車競技だってできる。
「みんなで競技会場に行って観戦し、台湾代表チームを応援しようよ」と、熊讃ブラボーは身振り手振りで皆に呼びかけている。
周育如都市酵母プロジェクトを運営する縄跳びの名手。都市景観改造のアイディアを次々と打ち出している。