Cofactsのファクトチェック
Cofacts真的假的は、一般ユーザーの協力を得て、多くの人が協力してファクトチェックをする仕組みを作り上げた。創設者のジョンソンは、LINEのグループで、しばしば本当かどうか疑わしいデマや噂が転送されてくるのを何とかしたいと考え、タップするだけで真偽を確認できるプログラムを作りたいと考えた。
時間をかけて準備した後、2016年9月、彼は台湾大学政治学科の同級生ビリオンに、ファクトチェックができるチャットボットのプログラムを依頼した。
ジョンソンはまずAirtableの試算表を使ってファクトチェックのためのデータベースを確立した。ユーザーから送られてきた情報の真偽を判別し、返答するという方法だ。だが、内容のチェックを担当していたビリオンは、情報量が多すぎて作業が追い付かず、より多くのエディターが必要だと考えた。
これを知った唐鳳政務委員は、Cofactsが多くのエディターを求めているといいう情報を自身のフェイスブックに載せた。この情報で協力者は増えなかったが、Cofactsの利用者が激増し、Airtableのデータベースはパンクしてしまった。そこでジョンソンは2017年にデータベースを書き直し、台湾大学情報工学科の同級生、李柏緯と郭冠宏に提案執筆を依頼してgOv第1回公民科技創新奨助金を申請した。こうして助成金を得て、毎週水曜の夜に会議を開くことにした。
2019年、Confactsはオスロのフリーダム・フォーラムに招かれて出展し、チャットボットを使ってファクトチェックする方法を紹介した。(Cofacts提供)